Category Archives: Xorg

FreeBSDへのMATEインストール

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FreeBSDにMATEをpkgngでインストールしたので経緯を示す。
「メイト」って読んでたけどマテ茶のマテなのね。
私がFreeBSDをインストールしているマシンはやや古めで、GNOME3だと荷が重い。
そこでGNOME2後継のMATEにした。
デザインなど、やっぱり物足りない点はあるけれど満足している。
デスクトップ用途としてはそんなに使わないしね。
(追記)
この記事は一ヶ月ほどまえに書いたものです。
FreeBSD 10.o-RELEASEが公式アナウンスされた1/21(JST)の時点では、公式pkgリポジトリにmateが、加えてxorgすらもありません。
pkgリポジトリは一週間に一回の頻度で更新されますが、その都度全体的な整合性が保証されるわけではありません。
したがって、あるpackageがリポジトリに現れたり消えたりすることは、ままあることです。
mateやxorgなどの大量に依存を抱えるソフトウェアをすべてpkgで扱うのは、現時点では難しいようです。
(追記ここまで)
(2014/1/30さらに追記)
現時点でpkgにmateはあるけれども、今度はavahi-daemonがコアダンプするとかもうね…。
(追記ここまで)

MATEとは

Wikipediaから引用

MATE (マテ、スペイン語発音: [ˈmate])はGNOME 2のコードからフォークされたデスクトップ環境である。

従来のデスクトップメタファーをGNOME Shellによる新しいインターフェースで置き換えたGNOME 3はLinuxコミュニティの一部から批判を受けた。多くのユーザーは新しいGNOMEを受け入れることを拒否し、GNOME 2の開発を継続する者を求めた。MATEプロジェクトはあるArch Linuxユーザー[3]によってこのタスクを行うために立ち上げられた。

MATE(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/MATE_%28%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E7%92%B0%E5%A2%83%29

公式サイトはこちら。
MATE(公式)
http://mate-desktop.org/

 

FreeBSDへのインストールについて

pkgngに用意されているので、コマンド一発でインストールできる。

ただ、注意点が一つ。
mateにはログインマネジャーが付属しない。
おすすめはslim。xdmでも可。
gdmはおすすめしない。

理由。
gdmはGNOMEアプリケーションだから。(せっかくGNOMEからフォークしてるのに)
以下にmateをFreeBSDにportしてくれた人のコメントを引用。

Q: Why you won’t check on GDM?
A: Because it’s a GNOME applications and I do not want to install any
extra dependency. :-) But if MATE folks fork the GDM and yes I will
work on it.

引用元
http://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-gnome/2012-July/027576.html

インストール

Xorgはインストールされている前提。
$ sudo pkg install mate とするだけ。
ログを取り忘れたので出力例は割愛。

slimもインストールする。
slimは本体の他にテーマもインストールする。
-fで調べてみると以下の様な結果。

$ pkg search -f slim-1.3.5_3
slim-1.3.5_3
Name : slim
Version : 1.3.5_3
Origin : x11/slim
Architecture : freebsd:9:x86:32
Prefix : /usr/local
Categories : x11
Licenses : GPLv2
Maintainer : henry.hu.sh@gmail.com
WWW : http://slim.berlios.de/
Comment : Graphical login manager for X11, derived from Login.app
Options :
PAM : on
(略)Description :
SLiM is a desktop-independent graphical login manager for X11, derived from Login.app by Per Liden.
It aims to be light and simple, although completely configurable through
themes and an option file; is suitable for machines on which remote login functionalities are not needed.
WWW: http://slim.berlios.de/

インストール。

$ sudo pkg install slim
Updating repository catalogue
The following 1 packages will be installed:

Installing slim: 1.3.5_3

The installation will require 467 kB more space

257 kB to be downloaded

Proceed with installing packages [y/N]: y
slim-1.3.5_3.txz 100% 258KB 257.9KB/s 97.9KB/s 00:01
Checking integrity... done
[1/1] Installing slim-1.3.5_3... done
*************************************************************************

Thanks to Nikos Ntarmos, it is now possible to start slim from /etc/ttys.
Please see /usr/local/etc/rc.d/slim for instructions on how to do that.

テーマもインストール

$ pkg search -f slim-themes-1.0.1
slim-themes-1.0.1
Name : slim-themes
Version : 1.0.1
Origin : x11-themes/slim-themes
Architecture : freebsd:9:x86:32
Prefix : /usr/local
Categories : x11-themes
Maintainer : rea@FreeBSD.org
WWW : http://slim.berlios.de/themes01.php
Comment : Theme pack for SLiM login app
Options :
ALL_THEMES : on
ARCHLINUX_SIMPLE: on
CAPERNOITED : on
DEBIAN_MOREBLUE: on
FINGERPRINT : on
FLAT : on
FLOWER2 : on
FREEBSD : on
GENTOO_SIMPLE : on
GNEWSENSE : on
LAKE : on
LUNAR_LINUX : on
MINDLOCK : on
PARALLEL_DIMS : on
RAINBOW : on
REAR_WINDOW : on
SCOTLAND_ROAD : on
SUBWAY : on
WAVE : on
ZENWALK : on
Flat size : 5.33MiB
Pkg size : 4 MB
Description :
Theme pack for the SLiM X login application.

WWW: http://slim.berlios.de/themes01.php

 

$ sudo pkg install slim-themes-1.0.1

Updating repository catalogue
The following 1 packages will be installed:

Installing slim-themes: 1.0.1

The installation will require 5 MB more space

4 MB to be downloaded

Proceed with installing packages [y/N]: y
slim-themes-1.0.1.txz 100% 5021KB 279.0KB/s 311.5KB/s 00:18
Checking integrity... done
[1/1] Installing slim-themes-1.0.1... done

 

設定

以下メールの手順に沿うだけ。とっても簡単。
http://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-gnome/2012-July/027575.html

具体的には/etc/rc.confの修正と、ホームディレクトリ.xinitrcの修正。
/etc/rc.conf

dbus_enable="YES"
hald_enable="YES"
avahi_daemon_enable="YES"
avahi_dnsconfd_enable="YES"
slim_enable="YES"

dbusからavahiまでの順番は重要。入れ替えないこと。
gdm_enableがあれば削るかコメントアウトすること。

~/.xnitrc

exec mate-session

再起動すればおしまい。

 

 

Xorg7.4のキーボード設定をkwsk その2

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Xorg7.4のキーボード設定をkwsk その1の続き。

で話は戻る。

俺はxorg.confに以下のように設定していたわけだ。

Option          "XkbRules"      "xorg"
Option          "XkbModel"      "jp106"
Option          "XkbLayout"     "jp"
#CTRLとCAPSLOCK入れ替え
Option          "XkbOptions"    "ctrl:swapcaps"

これをXorg7.4でもXKBに伝えてやればいいのだが、方法は3つある。

1. haldを通して伝える。

2. haldを通さず、xorg.confから伝える。

3. haldもxorg.confも通さず、直接伝える。

1. haldを通して伝える場合。

従来のxorg.confで書いていた設定をhald向けに書き直す必要がある。

設定ファイルは/usr/local/etc/hal/fdi/policy/に置いとけばhaldが見てくれる。

ベースにする設定ファイルは/usr/local/share/hal/fdi/policy/10osvendor/10-x11-input.fdi。

http://cgit.freedesktop.org/xorg/xserver/tree/config/x11-input.fdi

ここを見ると、xorg.confのオプションをそれぞれ以下の指定に当てはめていけばいいことが分かる。

input.x11_options.XkbRules
input.x11_options.XkbModel
input.x11_options.XkbLayout
input.x11_options.XkbVariant
input.x11_options.XkbOptions

なのでこうなる。

<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?>
<deviceinfo version="0.2">
<device>
<match key="info.capabilities" contains="input.keyboard">
<!-- If we're using Linux, we use evdev by default (falling back to
keyboard otherwise). -->
<merge key="input.x11_driver" type="string">kbd</merge>
<!-- ここから追加 -->
<merge key="input.x11_options.XkbRules" type="string">xorg</merge>
<merge key="input.x11_options.XkbLayout" type="string">jp</merge>
<merge key="input.x11_options.XkbModel" type="string">jp106</merge>
<merge key="input.x11_options.XkbOptions" type="string">ctrl:swapcaps</merge>
<!-- ここまで追加 -->
<match key="/org/freedesktop/Hal/devices/computer:system.kernel.name"
string="Linux">
<merge key="input.x11_driver" type="string">evdev</merge>
</match>
</match>
</device>
</deviceinfo>

名前は適当に/usr/local/etc/hal/fdi/policy/10-x11-input-jp106-capsctrl.fdiとして、haldを再起動してからXを起動すればOK。

Xorg7.4のキーボード設定をkwsk その1

Xorg7.4のキーボード設定をkwsk その3

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Xorg7.4のキーボード設定をkwsk その1

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HALのキーボード設定ファイルの書き方が分からない。

ググれば設定ファイルは山ほど出てくるが、どう書くかを説明したサイトはなかなか引っかからない。

Xorg7.4、つまるところxorg-server-1.5.3から、キーボード設定がhald経由になったため、従来の方法では日本語キーボードの設定が効かなくなった。それは分かる。分かるんだが。

じゃあ、どうやって設定ファイルを書けばいいんだ。

ということで調べてみた。

Xのキーボードレイアウト周りを司っているのがXKB。

Xorg7.3までで、xorg.confにOption “XkbLayout” “jp”と書いていた設定も、最終的にはXKBに渡される。

でXorg7.4からは、こういった設定は(デフォルト設定では)haldからXKBに渡されることになった。

少し脱線するが、ではXKBは、XkbLayoutやらXkbModelやらのほかに、どのような設定項目があって、それぞれどのような値をとるのか、というのはFreeBSDの場合、/usr/local/share/X11/xkb/rulesを見れば分かる。

このディレクトリには大きく分けてbase, evdev, xorgの3つのファイルがあり、xorg.confのXkbRulesでxorgと指定すればxorgが使われることになる。(ただ、2009/3/16現在のportsからインストールしたHAL0.5.11では、三種類のファイルは同じようだ。)

さらにxorg.lstの中をのぞくと、設定項目と、設定項目ごとにどのような値を取ることが出来るかがリストされている。

具体的には、!から始まっているのが設定項目のようで、grepしてみるとmodel, layout, variant, optionの4つがある。

[/usr/local/share/X11/xkb/rules]$ grep '^!' ./xorg.lst
! model
! layout
! variant
! option

そしてmodelにはjp106が、layoutにはjpのあることがわかる(macもあるが、pc98もある!)。

variantは見た目からして、layoutごとに存在するオプションのようで、kanaなんてものもある。

最後にoptionだが、ctrlやらcapsやらのキーの扱いに関するものがリストされている。

なので、自分の意図するキーボードレイアウトにしたい場合には、この辺をざっと見て、各設定項目ごとに値を指定して、XKBに教えてやればいいというわけ。

Xorg7.4のキーボード設定をkwsk その2

Xorg7.4のキーボード設定をkwsk その3につづく。

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