Monthly Archives: 2月 2010
sshログイン時にpasswordがなかなか返ってこない件
まあこんなのsshdが逆引きしているだけなので、sshd_config以下の一文を追加して解決。
/etc/ssh/sshd_config
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UseDNS no |
もちろん、逆引きはsecurity上有効なんだが、このマシンはインターネットには公開してないので。
米Amazon 2000~2009 売り上げトップ12
米AmazonにBooks of the Decadeて愉快なページがあった。
2000年から2009年まで通して売り上げ上位100冊を一覧にしたものだ。
このうち、とりあえず上位12冊を、邦訳されていればそれを併せてリストしてみる。
とはいえ、ハリーばっかりなので、もうちょっと先まで見た方が良いと思う。
じっさい、26位のカイト・ランナーは面白かった。
続きが気になる人は米Amazonで探してたもれ。
リンクを貼ろうかと思ったが、なんだかすごいアドレスになったのでやめた。
1位 ハリー・ポッター7巻
言わずと知れた。
2位 チーズはどこへ消えた?
Who Moved My Cheese?: An Amazing Way to Deal with Change in Your Work and in Your Life
薄かった。俺としては面白くなかった。
3位 ビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則
Good to Great: Why Some Companies Make the Leap… and Others Don’t
大人の事情で付けられた邦題が悲しい。
ただ、内容には興味あるので読む。
4位 ハリー・ポッター6巻
5位 ハリー・ポッター5巻
Amazonで探すのもだるい。
6位 さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
Now, Discover Your Strengths
邦題がなあ。
でも読む。
7位 神の小屋
The SHACK
読んでみたい。
8位 ハリー・ポッター4巻
9位 トワイライト
Breaking Dawn (The Twilight Saga, Book 4)Stephenie Meyer
きゅうけつきの、おはなしだそうな。
Amazonで探したらイカニモな表紙だったので貼らない。
10位 StrengthsFinder 2.0: A New and Upgraded Edition of the Online Test from Gallup’s Now, Discover Your Strengths by Tom Rath
邦訳されてないみたい。「心のなかの幸福のバケツ」を書いた人らしい。
どっちも読んだことないが。
11位 Eclipse (The Twilight Saga, Book 3)
by Stephenie Meyer
9位にもあったが、ティーン用らしい。バカ売れだそうな。
12位 あなたのチームは、機能してますか?
The Five Dysfunctions of a Team: A Leadership Fable (J-B Lencioni Series) by Patrick Lencioni
邦題のセンスが。あと表紙も嫌な感じ。
でも読んでみたい。
roundcube0.3.1+SQLiteのインストール
FreeBSDにRoundcubeを再インストールしたのでメモ。
RoundcubeとはIMAPサーバへのwebインタフェース。まあ、Gmailへのインタフェースと思えば。
いわゆるLAMPサーバ上で動くが、FreeBSD, Apache, SQLite, PHP5の組み合わせでだって動く。
インストール
apache, php5がインストールされている前提。
roundcubeインストール。packagesの出来合い設定だと都合が悪いのでportsでインストールする。
わざわざMySQL, PostgreSQLなんて重いDBを使いたくないのでチェックマークを外し、SQLiteにチェックする。
さらにSSLにもチェックし、make install cleanする。
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$ cd /usr/ports/mail/roundcube # make config <オプションを選択> # make install clean |
sqliteもインストールする。
sqlite2じゃないとダメなので注意。ただ、こちらはデフォルト設定でよいのでpackagesでインストール。portsとpackagesの使い分けこそFreeBSDのキモ。
なお、sqlite3とは競合しないので問題無し。(sqlite3はsqlite3、sqlite2はsqliteとしてインストールされる)
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# pkg_add -r sqlite2 Fetching ftp://ftp1.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-7-stable/Latest/sqlite2.tbz... Done. |
apacheの設定
roundcubeは/usr/local/www/roundcubeにインストールされるので、apacheの公開ディレクトリにaliasを作る。
apache設定ファイル/usr/local/etc/apache22/httpd.confに以下の記載を追加。
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Alias /roundcube /usr/local/www/roundcube <Directory /usr/local/www/roundcube> AllowOverride None Order allow,deny Allow from all </Directory> |
apacheの再起動を忘れないこと。下記のrcrestartコマンドは便利な管理ツール。
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# rcrestart apache22 Performing sanity check on apache22 configuration: Syntax OK Stopping apache22. Waiting for PIDS: 23644. Syntax OK Starting apache22. |
roundcubeの設定
最低限、データベース設定ファイルである/usr/local/www/roundcube/config/db.inc.phpを修正すればOK。
ここでデータベースのタイプ(sqliteか、mysqlか)と、データベースへの接続方法を指定する。
sqliteにするので、mysql指定になっている行をコメントアウトして、例に沿って一行追加。
sqliteなのでデータベースのファイルを指定する。念のためroundcubeディレクトリとは別の場所にした。
◎/usr/local/www/roundcube/config/db.inc.php
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//$rcmail_config['db_dsnw'] = 'mysql://roundcube:pass@localhost/roundcubemail'; $rcmail_config['db_dsnw'] = 'sqlite:////usr/local/www/maildb/mail.db?mode=0646'; // postgres example: 'pgsql://roundcube:pass@localhost/roundcubemail'; // Warning: for SQLite use absolute path in DSN: // sqlite example: 'sqlite:////full/path/to/sqlite.db?mode=0646'; |
データベースファイルの作成
上記で指定した場所にファイルを作り、データベースの初期設定をする。
sqliteからは「.quit」で抜ける。オーナを変更する。
なお、マニュアルにはchmod o+wするように書いてあるが、web serverが読み書きできれば良いので省略。
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# mkdir /usr/local/www/maildb/ # cd /usr/local/www/maildb # sqlite -init ../roundcube/SQL/sqlite.initial.sql mail.db Loading resources from ../roundcube/SQL/sqlite.initial.sql SQLite version 2.8.17 Enter ".help" for instructions sqlite> .quit # chown -R www:www ../maildb |
アクセス
あとはブラウザでhttp://webサーバ/roundcube/へアクセス。
ユーザ、パスワード、IMAPサーバを入力すればOK。
Gmailの場合は、「ssl://imap.gmail.com:993」と指定すれば良い。
Gmail用設定
Gmailにしか繋がない、という場合には、roundcubeの設定ファイルを修正しておけば、サーバ名の入力を省略できる。…ただ、サーバ名入力フォーム自体が無くなるので注意。
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# vi /usr/local/www/roundcube/config/main.inc.php //$rcmail_config['default_host'] = ''; $rcmail_config['default_host'] = 'ssl://imap.gmail.com:993'; |
xubuntuでctrlキーとCapsキーを変換するには。
CtrlキーはAの隣じゃないと嫌なので設定。
以下のファイルを適当な名前で適当に保存。
俺の場合はhomeディレクトリに.swapcapsctlとして保存。
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! ! Swap Caps_Lock and Control_L ! remove Lock = Caps_Lock remove Control = Control_L keysym Control_L = Caps_Lock keysym Caps_Lock = Control_L add Lock = Caps_Lock add Control = Control_L |
その後、以下のコマンドを実行
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xmodmap /home/harukiya/.swapcapsctl |
後は Applications -> 設定 -> セッションと起動 の「自動開始アプリケーション」で同じコマンドを追加しておけば、次からはコマンド要らず。
ThunarにWindows Networkをブラウズさせるには。
Xubuntuは、Linuxの便利さを堪能できる割に軽いので素敵だ。
ThunarがWindows Networkを見にいけないのだけが残念だったが、http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=304131にHow toがあったので解決。
1.Applications -> システム -> フォルダの共有 で、sambaのインストール。NFSは要らない。
2.fusesmbをインストール
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$ sudo apt-get install fusesmb |
3./etc/modulesに”fuse”と一行を追加(ダブルクオーテーションは不要)
4.リブート
5.Applications -> システム -> ユーザとグループ から、自分のユーザ名プロパティで「ユーザ空間ファイルシステムをマウントできる」にチェック
6.ネットワークドライブをマウントするディレクトリを作る。
どこだってよい。パーミッションは777に。
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$ sudo mkdir /media/network $ sudo chmod 777 /media/network |
7.Applications -> システム -> ユーザとグループ -> グループの管理でfuseグループに自分がいることを確認
8.リブート
9.Applications -> 設定 -> セッションと起動 から「自動開始アプリケーション」タブから「追加」
適当に名前、説明を入れたあとに、以下のコマンドを設定
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fusesmb /media/network |
10.マウントポイントをショートカットペインに作っておく。
ここの例では/media/networkのnetworkフォルダを左側のペインにドラッグ&ドロップ
11.ログアウトし、ログイン
12.Thunarから先ほどのフォルダに行けば、Windows Networkが見えるはず。
ustreamだって、何にもしなくても見れるし、ubuntu最高。
xubuntuの日本語化
以下のとおりにすればOK
http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized
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wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/karmic.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list sudo apt-get update sudo apt-get upgrade |
で、以下をすればOK
デスクトップ環境を利用している場合は、[システム]-[システム管理]-[言語サポート]を開きます。標準の言語が設定されていることを確認します。設定されていなければ、利用したい言語のチェックをONにし、標準の言語を選択してください。
日本語 Remix CDに追加されているパッケージと同じものをインストールする場合は、以下のコマンドを実行します。
sudo apt-get install ubuntu-desktop-ja
Thinkpad X30にXubuntu 9.10をインストールしたら画面がチラついたでござるの巻
色気を出してThinkpad X30にXubuntuを入れてみたが画面がチラつきっぱなしで参った。
やっぱりIntel Driverは地雷だと思う。
X30のチップセットはIntel 830MG(82830)。
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$ lspci|grep Grap 00:02.0 VGA compatible controller: Intel Corporation 82830 CGC [Chipset Graphics Controller] (rev 04) 00:02.1 Display controller: Intel Corporation 82830 CGC [Chipset Graphics Controller] |
/etc/defaults/grubを以下のように修正して、grubをアップデートすればよい。
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#GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash" GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash i915.modeset=0" |
で、アップデート。
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sudo update-grub |
FreeBSDでのGNOMEインストール
これ、古い記事なのに未だに見られているようなのでアップデートします。
ただ、FreeBSDをいわゆるデスクトップ用途で使うのは激しくオススメしない。
以下、RELEASE版にxorg、GNOMEを入れることを想定。
ほぼFreeBSDハンドブックの手順どおり。
日本語版もあるが、ちと情報が古いので、英語版を見るのがベター。
Xのインストール
ではさっそく。
portsでインストールした日には何日かかるかわからないので、全部パッケージで入れることにする。
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# PACKAGEROOT="ftp://ftp2.jp.freebsd.org";export PACKAGEROOT # pkg_add -r xorg bsdadminsctips |
とすれば、xorgに関係するパッケージを全部入れてくれる(Bシェル系の場合)。
普通にやるとftp.freebsd.orgあたりにパッケージを取りに行ってしまい時間がかかるので、環境変数のPACKAGEROOTで日本のftpを指定しておく。
bsdadminscriptsは管理者用お役立ちツール。今回はbsdadminscriptsのうちの、rcコマンドが便利なので入れる。
Xの設定
Xorg7.4からdbus, haldを使うようになったので、rc.confを修正してdbus, haldをスタートさせる。dbusとhaldの順番は必ずこのとおりにすること。
mousedが動いていたら止める。
◎/etc/rc.conf
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#For X dbus_enable="YES" hald_enable="YES" moused_enable="NO" |
で、起動。
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# rcstart dbus Starting dbus. # rcstart hald Starting hald. # pkill moused |
rcstartはbsdadminscriptsでインストールされるコマンド。
次にhaldのキーボード設定をする。
fdiファイルを作って適切な場所に置いたら、必ずhaldをrcrestart haldなどとして再起動すること。
で、もうxorg.conの設定などはせず、rootでいきなりstartxとする。
最近は、大抵のケースであればもう自動でやってくれるので。
素っ気ないtwmの起動が確認できたらOK。
起動できない場合には、Xorg -configureとしてxorg.confを作り、/var/log/にあるXorgのログを見ながらぐぐって頑張る。
ところで、webを見回すと、FreeBSDなのに/etc/の下へxorg.confを置いているケースが散見される。動作に支障があるわけではないが、base system以外、つまりports, packagesで入れたソフトウェアは/usr/localの下に置くのがFreeBSDの嗜み。だから/usr/local/etc/X11の下に置きましょう。
GNOMEのインストール
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# pkg_add -r gnome2-lite |
GNOMEの設定
システム起動時にgdmも起動させる。
/etc/rc.confに下記のとおり追加。
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gdm_enable="YES" gnome_enable="YES" |
gnome_enable=”YES”とすればgnome関連デーモンの起動もしてくれる。
インプットメソッドのインストール
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pkg_add -r ja-vlgothic uim-gtk ja-uim-anthy |
としてinput methodをインストール。
なお、gnome2.20ではこういったinput methodやlocale設定に問題があるので、gdmのプルダウンメニューでJapaneseを選んで有効にする。あるいは、~/.profileに’export GDM_LANG=ja_JP.UTF-8’という一行を加える。(http://www.freebsd.org/gnome/docs/faq2.html#q29)
で、再起動。
FreeBSDのサウンドカードの設定
gdmが立ち上がりGNOMEも問題なく起動したが、音がならない。
これもFreeBSDハンドブックを参照して解決。
大まかな流れ。
- サウンド向けメタドライバをロードして、メジャーなサウンドドライバを片っ端から読み込む。
- 勝手に適当なドライバを判断してくれるのでそれを確認。
- 音を鳴らしてみて確認。OKなら、
- 見つけたドライバを起動時に読み込むよう設定。
具体的な手順は以下のとおり。
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# kldload snd_driver # kldstat (大量のメッセージ) # cat /dev/sndstat FreeBSD Audio Driver (newpcm: 32bit 2007061600/i386) Installed devices: pcm0: <Intel ICH3 (82801CA)> at io 0x1c00, 0x18c0 irq 11 bufsz 16384 kld <span style="font-weight:bold;">snd_ich</span> [MPSAFE] (1p:1v/1r:1v channels duplex default) |
ということで、snd_ichが狙いのモジュールと分かったので(上記出力のボールドは俺)、/boot/loader.confに一行追加。
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snd_ich_load="YES" |
以上